2013年頃から梅毒届出数が男女とも急増しており、2022年も前年を大きく上回るペースで増加しています。
梅毒診療に不慣れな臨床医のもとにも梅毒患者が受診する可能性が高いことから、日本性感染症学会として、厚生労働科学研究「性感染症に関する特定感染症予防指針に基づく対策の推進に関する研究」班の支援を得て簡潔で実用的な診療ガイドを策定しました。さらに、治療選択肢が増えたことから、新しく「梅毒診療ガイド 第2版」を公開しました。 以下のテキストリンクをクリックしますとPDF版をご覧いただけます。
なお、用語は「日本医学会医学用語辞典」(http://jams.med.or.jp/dic/mdic.html)の一般的用語に則り、専門学会でよく用いられる用語も、必要に応じその関係を明確にして提示しています。
本ガイドが様々な臨床現場で活用されることを願っておりますが、当然のことながら、各医師の日常診療の裁量権を制約するものではありません。
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